【講座内容】
イラストや漫画を制作する時に描きたい、またＳＮＳのアイコンにも人気の「ちびキャラ」イラストを描くためのテクニックを、井上貴子先生から学びましょう。真っ白のキャンパスにラフを描くところから解説付きで見ることができ、２頭身・３頭身のキャラクターの描き方をゼロから学ぶことができます。
２頭身・３頭身でキャラクターを描いても、可愛く仕上がらない、バランスがおかしいと悩んだことがあるかも知れません。ただ小さく描くだけではなく、可愛い「ちびキャラ」にするために、全体のバランス・輪郭・体つき・髪型・手や足の大きさなど、意識すべきポイントを井上先生の丁寧な解説で学ぶことができます。可愛くするポイントが分かるので、普段の自分のイラストにも応用することができます。
どんなキャラでも「ちびキャラ」にすると、同じになってしまってはつまりません。性別や性格、色んな表情の「ちびキャラ」を可愛く描けるように、どこを意識すれば良いのか、知ることができます。また、正面や横、斜めだけでなく、ポーズを取ったキャラクターの描き方も解説しますので、動きのある「ちびキャラ」の描き方も学ぶことができます。「ちびキャラ」を描くことで、制作の幅を広げたい人にもお勧めです。
【コースのカリキュラム】
１章：２頭身の女の子 正面・横向き
●ラフを描く：２頭身のバランスを取るためには？
●頭部のポイント：顔や髪を可愛らしく描く為に
●身体のポイント：腕や足の長さ・大きさは？
２章：３頭身の女の子・男の子
●ラフを描く：３頭身のバランスを取るためには？
●顔のポイント：性格や気持ち、性別に合わせた目や口の描き分け
●髪型のポイント：性格や性別に合わせた髪の表現とは
●身体のポイント：腕や足の長さ・大きさ、ちびキャラの衣装のコツは？
３章：色々なポーズのちびキャラ
●椅子に座って本を読む女の子：頭・胴体・足のバランス、顔の向き、椅子のデフォルメの仕方、ぱっつん前髪の描き方、デフォルメと描き込みのバランス
●眼鏡・リボンの描き方：眼鏡を描き加える時のポイントと眼鏡の種類、リボンの描き方と種類
●手を腰に当てた男の子：男女のポーズの描き分け、男の子の髪型のポイント、腕や足のバランス
●猫耳の女の子：猫耳の大きさ・形のポイント、イラストを描く時のバランスの確認方法、猫耳の女の子の目の描き方
４章：ちびキャラの髪型と衣装
●髪型の変更：ベースの女の子をもとに、ボブだった髪型をツインテールに変更する
●衣装の描き込み：ベースの女の子の身体にメイド衣装を着せる
●フリルとレース、カチューシャ：フリル・レース・カチューシャそれぞれの、ちびキャラ以外でも役に立つ描き方を解説
５章：ちびキャラのラフから着色まで お姫様のちびキャラ
●顔のポイント：眉の位置、髪のボリューム、口の大きさを意識したラフ・ペン入れを
●身体のポイント：変な位置から腕が生えないように身体の下描きはしっかりと
●着色のポイント：ベースの色を塗って影をつけ、ハイライトを入れる。印象を良く、立体的に塗るには？ 金属の質感・髪の塗り方のポイントも
●仕上げのポイント：髪に輝きを追加、ドレスやスカート部分に色や柄を加え、最後に全体の色を調整する。優しい色の線に仕上げるには
【講師の紹介】
井上 貴子 先生
フリーランスのイラストレーターとして活躍されている井上貴子先生のご協力を得て、JCCD Studioでは多くの講座をご提供できるようになりました。
井上貴子先生は、講談社 青い鳥文庫「へこまし隊」シリーズのイラストをはじめ、童心社、偕成社、ポプラ社、明治図書出版、西東社、成美堂出版、ナツメ社、Silbirdなど、さまざまな出版社が発行する書籍のカバーイラストや挿絵を手がけてきました。2018年には『心を癒す大人のスクラッチアート 百花繚乱ミニ』（東京書店）のイラストを担当。
また、講談社フェーマス・スクールズ（KFS）による「KFSコミックイラスト・グランプリ」での特別賞（2003年）を受賞以来、「集英社 第21回コバルト・イラスト大賞」佳作（2009年）、「KFSアート・コンテスト」講談社ビジネスパートナーズ賞（2011年）などを受賞されています。
豊かな経験を活かすと同時に、常に最新の技術を身につけて、クリエイティブな作品を発表し続けています。
