- はじめに
- プログラミング3つの疑問
- パソコンなしでプログラミングを体験しよう(アンプラグド)
- スクラッチに登録しよう
- ブロックを使おう
- スプライト・コスチュームを使おう
- 背景を使おう
- 音を使おう
- 作りかけのプログラムを完成させよう
- プロジェクトを始めよう
- どんなシステムを作るか考えよう
- プログラムを作ろう
- 新しい課題を見つけよう
- プログラミング言語を学ぼう
- いろいろなテクノロジーを知ろう
- AIは仕事を奪わない
- おわりに
これは、プログラミングの技術を学ぶ講座ではありません。
これからの時代に求められているのは、「プログラムが書ける」能力ではなく「どんなプログラムを作れば良いか考えられる」という問題解決能力です。
これから子どもたちにプログラミングを教える先生方や、新しい時代での活躍が期待されている学生・新社会人の方が、プログラミングの基礎とともに、身の回りの問題をどのようにプログラムで解決するのか、体験しながら学べる講座です。
■この講座で学べること
プログラムを学ぶ理由:「プログラミング必修化の目的は、プログラマになることではない」と言われます。ではその目的は何なのか?プログラミング的思考とは?といったプログラミングを学ぶことに対する疑問を解決できます。
スクラッチによるプログラミング基礎:プログラミング教育の現場で有名な「スクラッチ」を利用して、プログラミングの基礎を習得できます。ブロックの使い方に加え、スプライト、音楽、背景、拡張機能など、スクラッチプログラミングに必要な基礎知識を全体的に解説します。
プログラミングによる問題解決:身の回りの問題に対して、プログラミングがどんな効果を発揮するのか、問題をどのようにプログラムに落とし込んでいけばよいのか、というプロセスを体験しながら習得できます。これを理解していただくことが、本講座の最も大きな目的です。
最新のテクノロジーとその活用領域:ニュースなどでも取り上げられる最新のテクノロジーについて、どんな領域で活用され、今後どのような期待が持たれているのか、紹介します。これから作りたいプログラムのアイデアを考えたり、次に何を学ぶべきかを決めるための指針として活用できます。
■講座の特徴
技術よりも考え方:正解のプログラムを書きうつす講義ではなく、実際に手を動かし、うまく動かない体験を繰り返しながら、「なぜこういうプログラムになるのか?」を学んでいきます。この経験を通じて、自力でプログラムを組み立てる能力を習得できます。
「どう作るか?」よりも「何を作るか?」:この講座では、プログラミングの技術自体を深追いしません。それよりも、プログラムを使ってどんな問題を解決したいのか?それをどうやってプログラムに落とし込んでいけばいいのか?に注目します。
仕事や教材として使えるワークシート:プログラミングによる問題解決をワークシートで進められるようにしています。講座内で紹介しているワークシートは、実際の仕事の現場で問題解決に取り組む際に使えるものですし、教育の現場で教材として活用いただくこともできます。
大学卒業後、外資系コンサルティングファームにて、大企業の様々な業務領域におけるデジタルトランスフォーメーションをサポート。
その後、2018年より、オンライン学習プラットフォームのUdemyにてテクノロジー講座の提供を開始。非エンジニアの方やエンジニアとしてのキャリアをスタートしたい方に向けて、圧倒的に敷居の低く実践的なテクノロジー入門講座が話題となり、これまでに2万人以上を指導。学ぶことの楽しさをさらに多くの人に届けたいという想いから、2020年にスタディメーター株式会社を創業。
現在は、SDGsを学べるオンライン学習サービス「スタディメーター」の運営のほか、株式会社マモルが提供するいじめ相談プラットフォーム「マモレポ」の開発など、教育系プロダクトの企画・開発にも多数従事。
「必要なことを効率的に」「理論よりも実践」をキーワードに、明日から現場で役に立つ知識・スキルを提供するだけでなく、学ぶことがもっと楽しくなるような講座づくりを目指しています。