「AI時代の働き方ー基礎編」の続編になります。僕が月の労働時間を1/4に減らし、何処にリソース(時間とお金)を投下したのかを、ステップ・バイ・ステップで学んでいただくことができます。
実は、このコースを公開するまでに、1日1, 2時間の作業時間で約51日かかりました。これが遅いのか早いのかは人によって判断が分かれると思いますが、本業外の時間を使って、あなたの分身として稼いでくれる仕組みが運用できたらよくないですか。
僕のようなエンジニアでもプログラマーでもない知的労働に従事するものにとって、世の中に提供できる価値といえばせいぜい頭の中にある知識を外に出し、デジタルコンテンツという形にまとめることくらいです。何も壮大なコースを作り上げる必要はなく、ある人は「犬のしつけ方」、ある人は「猫と仲良くなる方法」といった自分の趣味や好きなことを人に教えることで報酬を頂いています。
当然、そこにお金を払う人がいなければビジネスとして成り立ちませんが、世の中にはお金を払ってでも学ぼうとする自発的学習者がたくさんいます。こうした学習者一人ひとりを集め月謝をもらうのが学習塾です。この学習塾をオンライン上で開講できれば、代ゼミの人気講師のように全国の校舎を巡回する必要がありません。もうお分かりかと思いますが、講師であるあなたにとって、Udemyが校舎であり、Udemyに集う受講者が自発的学習者です。
だから、あなたのすることはオンラインコースを開講すること。学習者を集めたり、販売したりする作業に関して僕たち講師はノータッチです。雑務から解放された学校の先生を想像してみてください。労働時間が減り、本来すべき教育に力を入れることができると思いませんか。
ちなみに、ここまであえて「労働」という言葉を使っています。英語で 'Labor' ですが、僕は労働党員でもコミュニズムでもありません(どちらかというとリアリズムです)。ただ1日24時間、分に換算して1440分の使い方を見直した結果、ものすごい無駄な労働時間が多いことにあ然としました。
- 朝のメールの送受信
- 〜ながらスマホ
- 1文字1円以下の代行記事の執筆
- 知り合いの講師とのおしゃべり(10分以上)
- Facebookのいいね!チェック&回遊(30分)
- 自前のブログ記事作成(検索エンジンにインデックスされないゴミ記事)
- デスクの前で腕組みする時間(測定不能)
まずはこうした無駄な労働を片っ端から整理し、本業である「仕事 'Work'」に打ち込むための環境を整備します。さらに、この仕事の中にも成果に直結すること(合理化)、アウトソーシングできること(自動化)に分けました。するとどうなったか。
答えはあなた自身がしっかりと見つけてください。長時間労働の弊害にメスが入りかけている今日、自分自身の働き方を見直し、フリーランスという名のように移動、場所、組織というものから制約を受けず、自由な働き方を目指したいという方は、ぜひ受講することを考えてみてください。