- はじめに-コースの目的と概要
- ロールプレイ事例について
- (画面表示) 事例1
- ロールプレイ(模擬カウンセリング)の試み
- ふりかえり
- ロールプレイ事例について
- (画面表示) 事例2
- ロールプレイ(模擬カウンセリング)の試み
- ふりかえり
- 対談1 カウンセリングとロールプレイの違い
- 対談2 ロールプレイの楽しさと難しさ
- 対談3 カウンセリングの中で留意すべきこと、セルフコントロールについて
- カウンセラーのスキルから学ぶコミュニケーション・メソッド
- ボーナスレクチャー
本コースでは、心理カウンセリングのスキルアップのために行う「ロールプレイ(模擬カウンセリング)」の手法を用いて、特に家庭内における人間関係(親子、夫婦、親戚やご近所等との関係)がもつれてしまった際の、その関係性修復への援助や、その人自身が自分の人生の舵取りを自らの手で行う力(セルフコントロール力)をつけるための支援のあり方についてご覧いただきます。
したがって、このコースは、普段はあまり見ることのできない、カウンセラーがクライアントに対して行うカウンセリング(ロールプレイ)の実演と解説を加えたコースとなります。
このコースで、人間関係の回復を支援する方法を多角的に学ぶことで、皆さんの実生活に当てはめて、お役立ていただけましたら、ありがたく思います。
ところで皆さんは、「人間関係」という言葉を耳にした時に、誰と誰との関係性を思い起こすでしょうか。
家庭においては、親子関係、夫婦関係、親戚やご近所との関係・・・、
職場においては、上司や部下、同僚との関係、取引先やお客様との関係・・・
学校においては、先生と児童・生徒・学生との関係、PTAや地域住民等との関係・・・
プライベートでは、友人関係、恋人との関係、趣味や習い事の同好サークル等との関係・・・
このように、私たちが社会生活を送る上で、人間関係はなくてはならないものであり、同時に切っても切れない密接なものとなっています。したがって、その人間関係が良好で円滑であれば、私たちの心は平静を保つことができ、平安で幸せな生活を送ることが可能となります。しかし、もし、抱えている人間関係のいずれかが危うくなったり、崩れたりすれば、たちまちのうちに私たちの心はバランスを失い、ストレスやイライラが昂じて、不平不満の絶えない、不安定で悩ましい生活を強いられることになってしまいます。
私たちにとって、人間関係がうまく行くか行かないかは、それこそ死活問題と言っても過言ではないのです。
その人間関係に問題が生じた時に、私たちは往々にして、自分の方が正しい、相手が間違っている、だから正しい自分が相手を咎め、相手を正すのは正当なことなのだと考え、実際、そのように振る舞いがちです。しかし、その結果、ますます関係性がこじれてしまうという経験を、私たちの誰もがしているのではないでしょうか。
では、そのもつれた関係性を修復・回復したり、そもそも関係性が崩れたりしないようにするためには、冷静に相手を受け入れ、相手の考えを聴いたうえで、自分との違いを交渉したり、擦り合わせたりすることが、お互いの納得に到るための方法である、と頭ではわかっていても、いざ、それを行おうとすると、具体的にどうしたらよいかわからない、という事態に陥ってしまうということもよくあることです。
このコースでは、日常生活において、専門家のカウンセリングを受けるほどではないにしても、より良い人間関係を築くことがうまくできずに、そのことでストレスを溜め、心を煩わされている方々にとって、「ロールプレイ(模擬カウンセリング)」をご覧いただくことを通して、悩みを解消したり、軽減したりする方法やヒントをご紹介しています。
どうぞご期待ください。
(日本語の自己紹介は英文の下となります)
Hello, my name is Akihiro Ito. I started my teaching career as a high school language teacher in Kanagawa.
In 1995, I began collaborating with the community as a social education director in the Kanagawa Prefectural Education Committee’s Lifelong Learning Section with the goal of opening new schools and become its first principal.
Afterwards, I trained teachers at Teikyo Heisei University as an associate professor until 2018.
I am currently the owner of the muscle treatment salon: Igia Station Ekolu Shonan.
Ekolu means three in Hawaiian and represents body, mind, and health. We practice a new treatment method called mionpathy in an effort to support our clients’ wellbeing.
神奈川県立高等学校国語科教諭、神奈川県教育委員会社会教育主事、指導主事を経た後、昼間定時制高校をゼロから立ち上げ、初代校長となる。
その後、帝京平成大学准教授を経て、2018年3月に大学を早期退職し、同年4月に、大学勤務の傍ら身につけた新手技療法「ミオンパシー」による施術院:「いぎあ☆すてーしょん エコル湘南」を神奈川県茅ケ崎市にオープンし、オーナー兼プレイングマネージャーとして現在に至る。
教員となった1983年に受けた上智大学でのカウンセリング研修会に参加したことを契機に教育相談に興味を持ち、そのスキルアップに努め、カウンセラーとしても35年間、児童生徒、保護者及び教員の支援に努めてきた。
「エコル」とはハワイ語で「3」。この「3」を、「エコル湘南」では「からだ」と「こころ」と「健康」の3つとして捉え、この三位一体を経営理念に掲げ、ミオンパシーの施術及び心理カウンセラーとして、お客様の幸福を支援している。
(社)シニアライフサポート協会認定 上級シニアライフカウンセラー。