- はじめに
- 1.カメラの基本を知る
- 2.写真データの見方
- 3.撮影の前後でできること、できないこと
- 4.実際の撮影時の注意点
- 5.アプリ
- 6-1.実際の撮影(風景)
- 6-2.実際の撮影(人物)
- 6-3.実際の撮影(物・料理)
- 7.まとめ
このコースではスマートフォン初心者向けに簡単に美しい写真を撮影するテクニックを紹介します。
スマートフォンの最大の利点である「いつでも携帯していること」を活かして、撮影時には余計なアプリなどは使用せずにシャッターチャンスを優先します。
撮影に集中して、しっかとした「素材としての写真」を撮ることができれば、撮影した後でアプリを使ってゆっくりとレタッチすれば良いのです。
コースはスマートフォンの写真に関する基本的な知識を学んだ後で、
・風景
・人物
・料理や物などのテーブルフォト
の3種類に被写体をカテゴリー分けして、それぞれの撮影におけるポイントなどを解説します。
撮影時に、アプリを起動したり設定したりしようとしているうちに結局シャッターチャンスを逃してしまったり、思ったような写真が撮れなかったという方は、このコースで紹介している、「よりシンプルな撮影方法」をマスターすることで、確実に思い通りの写真が撮れるようになります。
コース内では「iPhone5S」と「PS Touch」というアプリを一つ使用しますが、細かい使用方法ではなくて基本的な考え方などを紹介しますので、iPhoneだけでなくAndroid端末でも問題ありませんし、アプリも同じような機能(基本的なレタッチ機能)を持っていれば有料・無料に関わらず何でも大丈夫ですので安心して受講してください。
*:2016年現在、Photoshop Touch(PS Touch)は販売が終了して、同じAdobe社のPhotoshop Mixという登録制のアプリに変わりました。
私は山梨県富士吉田市に生まれ、高校まで地元で過ごした後、早稲田大学理工学部(応用化学科)を卒業。
卒業後は電力系の会社に就職し、初の赴任で沖縄に住むことになりました。
元々水泳などが好きでダイビングをしたいと思っていたところへ沖縄赴任だったので、すぐにダイビングのライセンスを取って沖縄の海に潜り始めました。
その後ダイビングもステップアップし、インストラクターになって仕事としてもダイビングに携わるようになり、多方面(多分野)の方々と接するようになると「安定した仕事も大切だが、自由な仕事(人生)も悪くない」と思うようなりました。
同時に公務員のような電力系の仕事とその先の人生に疑問を抱くようになっており、就職して7年で退職し(ダイビングとほぼ同時に始めていた水中写真を仕事にしたいという思いから)ダイビングインストラクターをしながら水中カメラマンを目指すことにしました。
そうは言っても当然簡単な道ではなく、ダイビングガイドをしながら勉強や営業の日々が続きます。
やがて少しずつ仕事がもらえるようになってきて、「Gallery H」という屋号で事務所(個人事業)を構えて活動するようになりました。
その後も水中カメラマン兼ガイドとして活動を続けていましたが、なかなか水中写真だけで食べていくことは難しく、陸上の雑誌取材、ブツ撮り、ブライダルカメラマンのお手伝いなどをさせていただきながら陸上写真にも力を入れていくようになります。
そんな中、360°VRパノラマという写真表現の存在を知り、「これは絶対に水中でやってみたい!」と思い、まずは陸上の360°VRパノラマの勉強を始め、そして水中でもできるようになりました。
陸上での360°VRパノラマができるようになると、パノラマの仕事を多く頂けるようになりましたが、私が生まれ育った地元からの仕事もいただけるようになってきて、「いつかは地元で活動をしたい」という思いと、家族(子供)の成長(保育園)などのタイミングも重なって、2015年の春にようやく生まれ故郷に戻って、屋号を「F360」と改めて活動を開始して現在に至ります。
カメラは私の仕事である水中写真やパノラマ写真だけでなく、同じカメラを使って様々な表現ができます。
私も仕事以外でもいろいろな写真を撮って楽しんでいるので、今後はこのUdemyでもいろんなコースを作ってみたいと思っております。
【略歴】
1971年:山梨県富士吉田市生まれ
1994年:早稲田大学理工学部卒業
1994年:電力系の会社に就職(沖縄)
2001年:退職してフリーのダイビングインストラクターとして活動
2006年:沖縄にて「Gallery H」を設立し、水中カメラマンとして活動開始
2015年:山梨県富士吉田市に戻り、屋号を「F360」と変更