Webページの文字へフォント(書体)の設定を行なう際には、CSSの font-familyプロパティを使用します。
font-familyプロパティで指定をしたフォントの表示には、 Webページを閲覧しているユーザーのマシンにそのフォントがインストールをされている必要があったため、これまでは Windows や Mac などにあらかじめインストールされているフォントファミリーを指定することが求められました。
また「どうしても このフォントで表示をしたい!」というような場合には、文字を画像化することで表現をして来ました。
そんな Webの文字表現に CSS3 から新たに実装されたものが『Webフォント』という機能です。
Webフォントは 表示に必要なフォントデータをサーバー上に保持することで、ユーザー側のマシンにフォントがインストールされているか否かを問わず、指定をしたフォントで文字の表示を行なうことができます。
この講座は、最初に Webページへフォントファミリーを指定する方法をおさらいし、その上で Webフォントの考え方や基本的な記述方法を学び、さらにアイコンフォントを使用する方法までを約2時間半のビデオレクチャーを通じて 学んでいただけるものとなっています。
ぜひ みなさんのスキルの1つに Webフォントを加えていただき、これまでよりも多彩なWebページの文字表現を行なっていただければと思います。